リー リー リー リー リー って鳴いてます。 虫が。
もう秋だものね。
部屋の窓を網戸だけにしてブログを書いてますが、肌寒いです。
涼しくなるとやりたくなるのが車中泊。
外は見知らぬ世界。 車内は秘密基地。
あの不思議な感覚を味わいたくて行ってきました。
木曜日の夜から週末の準備。
もう気持ちはワクワクで。
釣り道具をほとんど降ろして車中泊用品を詰め込みます。
仕事中に心に付着してしまったきたない汚れを風に吹き飛ばしてもらうように。
どうやらこの辺りからがパラレルワールドへの入口だったようです。
その土地その土地の空気を肌で感じられる様に。
そうこうしてたら目的地である福岡県の天神という町に到着。
そう。今回の目的地は天神。
福岡県の天神へは去年も来たことがあって。
僕の好きなビジュアル系ロックバンドのシドのライブを見に来たんですよ。
その日はライブを見た後はそのまま帰らないといけなかったから、
「いつかまったり観光目的でも来たいなぁ~」と思ってたんです。
まずは根城となる場所を探す。
温泉と安いパーキングエリアが近くにあるこの場所にきめた。
天神湯の華 PAはトラストパーク 14時間で900円
福岡に到着したのは13時半頃。
約8時間の運転はすごく気持ちよくてリフレッシュしたけど体は疲れた感じ。
この日は温泉に入って、温泉館内にある食堂で色々食べてまったり過ごしました。
よくわからないけどこの食堂のソフトクリーム、今回の観光で3回は食べたけど3回とも人生で一番の生クリームの量でした。 味も美味しかったですよ。
目の前は博多湾と天神の町が一緒に見れる景色が。
日が沈むまでもう少し時間があったので、もう一度温泉に入ってそばを食べる。
夜ご飯が終わってさっきの屋上へまた戻る。
目の前に広がる夜景。見慣れている田舎とはかけ離れた景色。
田舎でも人間同士の「憎しみ」「妬み」「欲」などの汚い感情は立派に渦巻いてて、最終的にはそこの景色自体が汚いものに見えてしまいだす。
「あそこのコンビニの店員、愛想悪いんだよな~」
とか
「昔あの建物の裏でいじめられたよなぁ」とかね。
良い部分も悪い部分もそこに身を置けば置くほど積もってくる。
そんな時はいつもとは全然違う場所に身を置いてみるんです。
その場所に存在する汚い感情っていうのは、そこに訪れた短時間では自分の目には映らないんですよね。
転職して新しい職場に来たばかりだと、まだその職場が良い所なのか悪い所なのかは判断が付かないのと同じ原理。
だからこういう観光目的で短時間だけ知らない土地に身を置いてみると、そこが人間の汚い感情が一切無い(感じられない)自分にとってのワンダーランドになるんです。
旅の本番は明日だし、
すっかりリフレッシュされてこの日は眠りに着きました。
次の日 外は快晴♪♪
観光の幕開け。
実はこの天神って街は、シドのボーカルの「マオ」くんの出身地でもあるんです。
この写真に写ってる「親不孝通り」って通り名も、シドの歌詞に出てきます。
シド
¨行き交う人で賑わう
最後まで言えなかったけど
落書きを眺めてて思うんだけど、
アートにも見えてくる。
そして博多湾。
水辺を見るとなると完全に釣り人モードになってしまう。
湾全体にピチャピチャと終始イワシが跳ねてる。
宮崎県では何故かイワシの接岸が全く無いのでイワシが跳ねてる光景は新鮮でした。
一応¨博多ラーメン¨て書いてあるものを頼んだけど、どうやら外れ店だったらしく
これ、ブラックモンブランなのに150円もしました。汗
だいぶ時間が良い時間になってきたので、ここから拠点であるパーキングエリアに戻ります。
風の心地良い吹き具合とか、気温とか、もう色々と出来すぎてて。
30分ぐらい、自分の車の屋根の上にあぐらをかいてぼーっと眺めてました。
あっ、そうそう
あからさまに駐車場が混雑してそうな時は絶対にやってはいけませんよね。
車中泊はあくまでも趣味。本当であればホテルなど宿をとって寝るのが通常です。
サービスエリアはキャンプ場ではありません。
本来は高速道路での運転で疲れた人が休憩する為に使う場所です。
コンビニやトイレに近い駐車スペースに停めて陣取ったり、エンジンをかけてクーラーをかけっぱなしで寝ると周りはうるさいですからね。
その辺りの配慮は忘れないようにしましょう。
(※駐車場をちゃんと見渡して確認して、余裕があることを確認しましょう。)
もうひと手間加えて完璧な秘密基地の完成。
真っ暗なドライブも楽しみたかったので、早めに寝て爆睡して早めの起床。
でもこういう時間を過ごす為にはお金が必要なのもまた事実。
またこういう時間を過ごす為に、新しい釣り具を買う為に頑張ろう と思えるなら、まあいっか って。
今回の旅は天気にも恵まれた旅でした。
コメント
現代社会は実に混沌とした世界。
生き辛く。比べ。優劣の連続。
180°裏側には水が流れて、星が降る。
脈々と。ゆったりと。着実に。
人間はこれほどまで愚かになれるものかと。
つくづく感じる秋の夕暮れ。
@愛のスコールさん
根っからの悪い人間 てそうは居ないんだけどね。
本当はみんな良い人。
さあて、そろそろ1発釣ろうかね。
なにしろ世の中はカオス。
釣り場に居る時ですらその世界と壁1枚なのを時々感じます。